小さなカーネーションの花
お嬢さん カーネーションの花をを下さい
貴女が口にくわえているカーネーションを私に下さい
何も恥ずかしがることはないからね
私は貴女に鈴をあげよう
貴女に約束しますお嬢さん
もし 私に君のかわいい口元の蜜をくれるなら
クラベリートス、クラベリートス、
私の心のクラベリートス、
今日 貴女にイチゴのような色をした
カーネーションの花を持ってきたよ
もし いつの日か 君に カーネーションの花を持って来れないことがあっても
僕が君を愛していないのだと思わないでください
それは 君の為にカーネーションを取ることが出来なかったのです
薄明かりの午後
チェリーのような君の口元を見ました
サンタクルスで見たこともないとても素敵な別の唇
そしてその後髪の毛につけていたカーネーションを見た時
少し天国を見たように思いました。